なごみLABOは、「ぶどう」の温故知新を実現すべく、自由な発想で「ベリーA」を作りますなごみ農園は、10数年にわたって、ぶどうの直接販売を実践してきました。これからも「もうひとつの食」への探求心を持続していきたいと思います。 さて、この度、毎年ご好評いただいている「ベリーA」に、新たに「なごみLABOのベリーA」を追加することにしました。なごみLABOは、この「ベリーA」を、生で食するのはもちろん、安心・安全と圧倒的ボリュームで楽しむ食材として提案します。 「なごみLABOの『ベリーA』」は、次のような特徴があります。 まず、原則としてお客様からのご予約にもとづく栽培をします。これにより、より徹底した低農薬化(ジベレリン不使用など)を図ることができるようになります。 そして、ぶどうを一房毎に成形することも極力さけることにして、お届けの際にも一房毎に袋に入れるのではなく、形にこだわらず箱に入るだけぎっしり詰めてお送りします。 市場に出回っているぶどうのほとんどは、流通の効率や管理のために規格化された形として、あるいは単に固定観念によって、わざわざ農家が手を加えて「ぶどうの形」に整えたものです。しかし、一度栽培をすればわかるのですが、ぶどうはもっと自由奔放な形に成長し、食味も一粒ずついろいろで楽しいものです。ぶどうに限らず、私たちが市場を介して購入する多くの農作物、あるいは加工された食品は、規格化、均質化されています(あるいはそれを装っています)。それを意識しない、あるいはそれが当然だと思い込むことは、すなわち、食文化の衰退です。 なごみLABOは、私たちの「食べる」「味わう」という行為それ自体が規格化されていくことに反省的、自覚的でありたいと考えています。その実践の1つがなごみLABOの『ベリーA』なのです。 ※ご予約のお申込がない場合は、栽培を見送ります。毎年5月頃までにご注文下さい。
なごみLABOの「ベリーA」物語「21世紀の「ベリーA』を思う」 |