●定員20名
●参加費500円(資料、お茶付き)
●参加希望の方、仁城、またはねっこの会 necco.info★gmail.com まで。
●申込締切 7/17(水)
●内容 おのみち測定依頼所の基本の考え方、活動内容、測定の基礎知識、事例等の紹介、Q&A、実際に測定されたものを使って、食べるもの作る、食べるワークショップ、意見交換などを予定。
●講師「おのみち測定依頼所」測定員 杉原宏喜さん 毎日いろんなものの放射能測定をして、結果をブログにアップされています。
http://onomichi-labo.zapto.org/
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事後レポート
おのみち -測定依頼所- の測定員のブログ:
ご報告:「なぜ放射能を測定するのか」2013年7月20日
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/07/2013720.html
仁城亮彦 - 初めての放射能の勉強会、とにかくやりました。
ぼくは大成功だったと思います。 ぼくが学んだこと。... https://www.facebook.com/AkihikoNINJO/posts/10201753738111203
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勉強会で飲むはずだった「お茶」から
フクイチ事故由来の放射能を検出
おのみち -測定依頼所- の測定員のブログ:
お茶(くき茶)及び固形茶(静岡県産)
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/07/blog-post_23.html
リンク先の情報は、先日の放射能の勉強会で測定したお茶に関するものです。
地域で普段、広く飲まれているであろうお茶です。
勉強会の休憩時間に、スイーツと一緒にいただこうと思っていましたが。。。。
まさか・・・・フクイチ事故由来の放射能が検出されるとは思っていませんでした!
なごみLABOが購入して、おのみち測定依頼所で測定して頂きました。
詳しい数値等は、リンク先のブログをお読みいただき、もろもろご自身でご判断ください。
このお茶。お茶っ葉に「こけい茶(アミノ酸等)」という添加物を入れて味付けされていました。
その添加物の「こけい茶」から132.8Bq/kgが検出されました。
画像クリックで拡大します。
放射能測定結果 検体名「お茶エキス」。
(※「こけい茶」という名称を知りませんでしたのでそう呼んでいました)
原発事故前なら100Bq/kgを超えれば放射性廃棄物でした。黄色いドラム缶行き?
もうそんな時代にはもどらない。
で、今(2013/7/23)。
今の基準で、これ微妙なんです。
通常「こけい茶」単体では販売されません。
よって、
(1)基本、全部水に溶けちゃうということで、(訂正:「こけい茶」はすべては溶けないそうです。)「抹茶」と同じく「食品」として「100Bq/kg以下」?
(2)普通、茶葉に混ざって売られているから、「茶葉」として「200Bq/kg以下」?
(3)飲む状態で判断するなら、淹れて、湯のみに注いで、「飲用水」に準じ「10Bq/kg以下」?
どれに当てはまるかわかりません。測定依頼所の測定員さんも、届出先の行政もわからない。グレーゾーン(抜け穴?)。
とにかくこうして情報が公開されました。地域の小売店が快く協力してくださって、詳しい情報が得られました。こういう情報はあまり見かけないので、どういう扱いになるのかわかりませんが、もしも大きい問題になれば製造元のみならず、小売店にも少なからぬ影響があるでしょう。協力してくださった小売店は、お茶に関する業界のこと、あるいは文化的なお茶の楽しみ方、人生、いろいろ教えてくださって、ほんとうにありがたかったのです。こういうことを公表して、そんな小売店にもしものことがあったら。。。しっかり話しあって、覚悟すべきことはしていただいて、ぎりぎりの線で、情報を公開することにしました。これからもそこで買いたいのです。
小売店 対 消費者の争いだけは避けなければ。仲間になってお互いよりよく生きねば。
なお、岡山県で購入したものですので岡山県の担当部署に情報提供しましたが、こけい茶の製造元が静岡県ということで、そのまま静岡県にスルーとなりました。
県、国からの情報がいつごろ公開されるのか、はたまたされないのか。見守りたいと思います。
学びの多い(多すぎる?)勉強会になりました。
続けて行きたいと思います。
ちなみに代替のお茶は、家内の実家鹿児島から産地直送してもらったのを飲んだり、岡山県産紅茶も頂きました。